本サイトは、お使いの端末に最適化されていません。
最新端末でのご利用を推奨いたします。

PROGRAM Detail

10:10-10:35
基調講演1

新しいアーキテクチャとクラウドネイティブ

株式会社 企 クロサカ タツヤ

クラウドコンピューティングはすっかり一般化し、バズワードとしてのポジションはAIに奪われました。「AIバブルの不都合な真実」などといういかがわしい本が出版されましたが、「クラウドネイティブの不都合な真実」という書籍はおそらく出ません(だって、いかがわしくないから)。一方、デジタル技術による様々なイノベーションはその多くが曲がり角に差し掛かっており、アーキテクチャレベルからの再考が求められつつあります。その時、クラウドネイティブは、何をどのように支えられるのか。この講演では変化の時代におけるクラウドネイティブの真価を、参加される皆様とともに議論します。
PROGRAMプログラムページに戻る
10:35-11:00
基調講演2

MVNOサービス基盤のクラウドネイティブアーキテクチャとAI Opsの取り組み

株式会社ソラコム 福田 守昴

ソラコムはサービス開始当初から MVNO サービス基盤としてクラウドを採用し、必要なコンポーネントを自社で開発してきました。
その結果、オンプレミスアーキテクチャを単純にクラウドへ移行した際に生じがちな技術的負債や、機器ベンダーに起因する制約に縛られることなく、自由度の高いクラウドネイティブなアーキテクチャを実現してきました。
本セッションでは、ソラコムが考える MVNOサービス基盤におけるクラウドネイティブアーキテクチャを、実際の構成要素や設計思想を交えて紹介します。
さらに、近年注目を集める AI Ops をどのようにモバイルコアおよび運用プロセスに適用しているのか、その取り組みと得られた知見についてお話しします。
PROGRAMプログラムページに戻る
11:10-12:00
パネルディスカッション1

どこまで活用できるかハイブリッドクラウド・パブリッククラウド

モデレータ:NTT株式会社 朝比奈 啓
パネリスト:F5ネットワークスジャパン合同会社 丸瀬 明彦
      株式会社NTTドコモ 宮本 克真
      KDDI株式会社 大野 泰伸
      ソフトバンク株式会社 久保 勝
      楽天モバイル株式会社 外山 達也

パブリッククラウド導入が進むといわれる通信業界ですが、実際の導入判断や運用現場には、依然として現実的な制約と慎重に判断すべき点が存在します。本セッションでは、「クラウド導入は誰のためのものか」「オンプレとの違いはどこにあるのか」といった基本的な問いを出発点に、意思決定層・現場それぞれの立場の違いなどにもハイライトを当てて議論を深めます。一般的な言説で語られる「クラウド化の理想像」と、キャリア特有の事情とのギャップを整理しながら、どこまで実際に使えるか?についてパネリストの皆様に議論いただきます。
PROGRAMプログラムページに戻る
13:30-14:00
スポンサーライトニングトーク1

➀インフラの壁を越える:Cloudera Unified Data Fabric で実現する、通信事業者のための “Zero-Ops” ハイブリッドクラウド

Cloudera株式会社 杉山 朋広


➁ネットワーク・データの「探索」と「活用」(仮題)

Elasticsearch株式会社 小滝 亮太郎


➂モバイルコアの可視化について

F5ネットワークスジャパン合同会社 松本 央


PROGRAMプログラムページに戻る
14:00-14:50
パネルディスカッション2

クラウドネイティブな人材育成どうする?

モデレータ:NTTドコモビジネス株式会社 飛岡 良明
パネリスト:古河ネットワークソリューション株式会社 横山 栄司
      KDDI株式会社 辻 広志
      株式会社 NTTドコモ 石橋 建
      東京大学 関谷 勇司
      楽天モバイル株式会社 小杉 正昭
      ソフトバンク株式会社 雨宮 学

通信キャリアのサービス基盤は、もはや「通信機器」だけで成り立ちません。クラウドネイティブ化が急速に進み、ネットワーク、ソフトウェア、仮想化、コンテナ、自動化、AI までが融合する中で、システムは飛躍的に複雑化し、開発・運用には深い技術理解が不可欠になっています。
こうした変化の中で、「ベンダー任せ」「運用委託」では通用しない時代が到来しました。自ら設計し、OSSを読み、クラウドとネットワークの境界を跨いで動ける“技術者”の育成・獲得こそが、キャリア企業の競争力を左右します。本パネルでは、国内主要キャリアが一堂に会し、クラウドネイティブ時代における人材育成・採用・内製化のリアルを議論します。さらに大学・研究機関からも有識者を迎え、産学連携を通じて次世代のエンジニアをどう育て、日本の通信インフラをどう強くしていくかを多角的に探ります。
PROGRAMプログラムページに戻る
15:20-15:50
スポンサーライトニングトーク2

➀RAN vDUノードのデプロイ改善に対するRed Hatの取り組み

レッドハット株式会社 平 初


➁5分で語るAIファブリック構築のポイント

アリスタネットワークスジャパン合同会社 土屋 師子生


➂エージェント型AI Opsによる究極のハイブリッドシンプル化とは?

日本ヒューレット・パッカード合同会社 水越 仁


➃Agentic AIによる基盤・サーバ構築・運用の自動・自律化

日本電気株式会社 高橋 敏明

PROGRAMプログラムページに戻る
15:50-16:40
パネルディスカッション3

(続)統合基盤って実際どうなの?~コンテナとどう付き合ってますか~

モデレータ:株式会社 NTTドコモ 中島 佳宏
パネリスト:日本ヒューレット・パッカード合同会社 水越 仁
      ソフトバンク株式会社 大野 浩詩
      楽天モバイル株式会社 壬生 亮太
      株式会社 NTTドコモ 國友 宏一郎
      KDDI株式会社 南 昌武

今年のセッションでは、昨年に続き「統合基盤」をテーマに、各社の最新の取り組みと課題について議論します。今年は特に、生成AIの普及による GPU 基盤の需要増、クラウドコストの高騰、Kubernetes 運用の複雑化、セキュリティ強化など、基盤を取り巻く環境が大きく変化しています。
テレコムキャリアにおいては、通信サービス向け基盤と IT・AI 向け基盤をどこまで一体化できるのか、「混ぜるな危険!」議論が再び重要になっています。統合によるメリットと、統合がもたらすリスク・制約をどう見極めるのかが今年の焦点です。
本セッションでは、AI時代における統合基盤の在り方、マルチクラウドやエッジを含めたアーキテクチャ設計、セキュリティと分離の考え方、コスト最適化などについて、各社の視点から議論いただきます。統合基盤 2.0 に向けて、何を統合し、どこに境界を引くべきかを探ります。
PROGRAMプログラムページに戻る
17:10-18:00
パネルディスカッション4

クラウドネイティブでうまくいっている場所を探して話して共通点を見つける会

モデレータ:KDDI株式会社 宮本 元
パネリスト:日本電気株式会社 高橋 敏明
      株式会社 NTTドコモ 大坂 健
      KDDI株式会社 神野 雄人
      楽天モバイル株式会社 小池 悠一

クラウドネイティブ導入から数年、通信インフラは確かな前進を遂げてきました。Kubernetes 基盤の標準化、CI/CD による更新速度の向上、障害復旧の自動化、観測性の高度化など、その成果は明確です。一方で、構成の複雑化やレガシーとの境界、運用文化の変革不足といった課題も残されています。本セッションでは、国内キャリアとベンダのエンジニアが成功と失敗の両面を率直に共有し、10年先のネットワーク像を見据えて、次に何を削ぎ落とし、どこを強化すべきかを議論します。
PROGRAMプログラムページに戻る